今日の空。雲の多い一日になりました。

星見里(ほくと)の会の「星じい」が作成している星空マップの紹介です。6月は春の星座から夏の星座になる季節ですが、北斗七星、うしかい座のアルクツゥールス、おとめ座のスピカが目立っています。右下の〔星空マップの見方〕を参考にしてマップを回転してみると良いです。

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今日の空。雲の多い一日になりました。
星見里(ほくと)の会の「星じい」が作成している星空マップの紹介です。6月は春の星座から夏の星座になる季節ですが、北斗七星、うしかい座のアルクツゥールス、おとめ座のスピカが目立っています。右下の〔星空マップの見方〕を参考にしてマップを回転してみると良いです。
今日の空も曇り空です。
5月3日にPEN-Fで試し撮りした写真にうみへび座が写っていたので、星座を確認してみました。台形の形をした左隅のカラス座は解りますが、肝心なうみへび座は中央下のα星アルファルドしか解りません。
星座線を描いてみました。暗い星が多いので線画は星座図と照らし合わせて行いましたが、3/4しか映っていませんでした。さすがに星座で一番大きいだけあります。アルファルドはオレンジ色をした2等星で、うみへびの心臓部分に位置する星です。アルファルドの意味は、アラビア語で「孤独なもの」でうみへび座の周りには他に明るい星がないため、うまくつけた名前です。車のアルファードもこの星から名前がついていますが、由来は「星座の中で最も明るい星」を意味するギリシャ語のα(alpha)に由来する造語のようです。
表示実験。マウスオンという機能でマウスを画像に置くと裏画面を表示するようにHTMLを編集しましたが画像が自動縮拡大しません。とりあえず画像の大きさをスマホに合わせてみました。
スマホでは、指でタッチすると星座線が出ます。元画面に戻すには画像以外をタッチします。
PCではマウスを画像の上に置くと星座線が出ます。元画面に戻すには画像外にマウスを移動します。
今日の空。少し透明度が悪いです。月もコントラストが出ませんでしたが、今朝、下弦の月でした。
昨晩(5/3)に星空が見えてので、南の空を撮影してみました。ちょうど、おとめ座が南中する時刻でした。画像の上の左側が1等星のうしかい座のアルクツゥールスで、下側の1等星がおとめ座のスピカです。ソフトフィルターをかけていないので星が滲まづ、明るい星が浮き出ていないので、星座としてわかりにくいです。(中央上の線は人工衛星です)
おとめ座を星座線で結んでみると形がわかるのですが、スピカ以外は3等星以下で、線を結ぶのも難しいです。
星座絵で見てみるとスピカは左手に持つ麦の穂で右手は葉を持っている姿です。スピカは「真珠星」ともいわれ青白く輝いています。隣のうしかい座のアルクツゥールスは金色に見える「麦星」とも言われます。この二つの星を「春の夫婦星」と呼んでいて、60000年後には隣に寄り添う星となります。
今日は一日雨状態でした。
そろそろ星空案内の依頼がありそうなので「春の星座」の勉強をしました。
①まずは北の空の「北斗七星」から北極星を探しましょう。
②「北斗七星」の柄の部分を伸ばし1等星のアルクトゥールスを見つけさらに伸ばして同じく1等星のスピカを見つけましょう。この曲線を「春の大曲線」と呼びます。
③アルクトゥールスはうしかい座で、スピカはおとめ座です。
④「春の大曲線」をさらに伸ばすと4つの四角の星が見えます。これがカラス座です。
⑤視線をスピカに戻し右上の2等星デボネラ見つけ、アルクトゥールスに戻ります。これが「春の大三角」です。デボネラはしっぽの意でしし座の尾にあたります。
⑥さらに「春の大三角」の上の2等星(りょうけん座)を結べば「春のタイヤモンド」となります。
以上が春の星座のの目印になります。
今日の朝は雲がなく晴れていますが、春霞が始まっているようで少し霞んでいます。左側に見える北岳も雪が解けてきたようです。
八ヶ岳も雪も少なくなってきました。
今日の名のある星は、かに座のM44「プレセぺ星団」です。かに座の甲羅の中心にあり、肉眼で見るとボヤっと見ることができます。写真は双眼鏡(7度)で見た様子です。200mmの望遠レンズ(カメラEOS Ra)で撮影していますが縦画角が6.8度なので6.8度で切り取っています。画像切り取りにはPhotoshop Elementsを使ってみました。
かに座の探し方は、春の南の天頂付近に見えます。星座自体は暗いので1等星のふたご座のポルックス、しし座のレグルスの間で見つけます。