北アメリカ星雲

八ヶ岳が久しぶりに見えました。稲も金色になり稲刈りがそろそろ始まるでしょう。

18日に撮影した、はくちょう座のデネブ(右上の輝いている星)付近にある北アメリカ星雲です。北アメリカ大陸に似ているのでその名がついています。右側はペリカンの形をしたペリカン星雲です。画像処理を試行錯誤して画像を調整しました。画像処理を取得するまでには時間がかかりそうです。

今日の月は、望遠鏡を変えて撮ってみました。1400mmの望遠鏡にAPS-Cカメラで縦幅がいっぱいです(縦トリミングはしていません)。明後日は中秋の名月です。

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モンキー星雲とクラゲ星雲

先日の彗星を撮った時に、別の赤い領域が写るカメラで撮影したものを、画像処理処理しました。モンキー星雲(サルの横顔に見える)とクラゲ星雲(もっと頑張るとクラゲの足まで見える)が浮き出てきています。肉眼、通常のカメラでは見えない世界が見えます。このような赤い星雲を取り出すと深みにはまりそうです。

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久しぶりの夜空

昼間の最高気温が30度以下になったせいか、久しぶりにきれいな夜空が数時間見えました。南天の天の川を挟んで、土星は0.1等・木星はー2.1等・火星はー2.7等の惑星集合です。

土星の右下側に見える散光星雲です。M8は干潟星雲、M20 は三裂星雲と呼ばれています。

土星の上側の銀河には、バンビの横顔と呼ばれる銀河の明るい部分が有ります。

今回は、準備が整っていなかったのでざっと撮影しました。シャッターレリーズの調子が悪く長期間露出が出来ませんでした。

北のカシオペア座近辺には、ジャコビニ流星群の母体と言われる周期彗星ジャコビニ・チンナー(P21)が近づいているので、カメラを向けてみました。小さいながら尾が写っています。8等星ぐらいなので肉眼では見えませんが、9月10日の最接近時には双眼鏡で見えそうです。

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夏の球状星団

夏空になると天の川の傍に球状星団が沢山出て来ます。6月中旬の晴れ間で撮影した4天体を編集しました。春の銀河群を撮らず仕舞いで残念です。

M4  さそり座

M80 さそり座

M107 へびつかい座

M53 かみのけ座

2000mmの望遠なので、ノータッチガイドなので60秒ほどしか露出がかけられず露出不足で、赤道儀のチューニングが必要です。

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黒眼銀河

6月12日の晴れ間に撮ったメシエ天体のデジタル画像処理をしました。黒眼銀河と呼ばれるM64です。中心から少し離れたところにくっきりとした暗黒帯があり、天体写真では目のように見えることから「黒眼銀河」という名がついています。

その他、さそり座付近の球状星団も撮影したので後日アップしたいと思います。

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ひまわり銀河

このところ天気が思わしくありませんので、4日に撮った「ひまわり銀河(M63)」をデジタル現像しました。中心部の円盤とそこから延びる光の帯がひまわりにおもわれることからひまわり銀河と呼んでいます。2分の露出だとガイドエラーが出始めて、これ以上の露出は無理なようです。

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球状星団

春の星空は銀河が多いですが、おおぐま座のそばのりょうけん座に明るい(6.9等)球状星団が有り、実直径は100光年以上と巨大で、50万個もの恒星があります。先日撮影した画像が下記となります。見事な星の集まりです。

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銀河

先日撮影したメシエ銀河をデジタル現像しました。露出が短くてかなり強調しているので、形は出ているのですが画像が荒くデテールが出ていません。

M101。おおぐま座のミザールの近くにあり、回転花火の様に見えます。距離1900万光年で明るさ9.6等級です。

M106。りょうけん座にあって、距離2100万光年で明るさは8.6等級です。

肉眼では見えませんが、撮影した後のプレビューで写っているのが確認できた週間はワクワクします。次の澄んだ夜空を期待します。

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子持ち銀河

午前中は雨でしたが、今晩は久しぶりにきれいな夜空になりましたので、メシエ天体の撮影に20㎝の望遠鏡でチャレンジしました。60秒の露出時間で容姿が解りますが、もう少し鮮明さが欲しいです。2分位はガイドエラーが出なそうなので次回試してみます。
今回撮影した、りょうけん座のM51で子持ち銀河と呼ばれる星雲です。北斗七星の柄の先に位置し、大小2つの銀河がつながっているため、子持ち銀河という名前がついています。

 

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メシエ天体

メシエ天体は10㎝程度の望遠鏡ですべて見える星雲・星団です。全制覇に向けて望遠鏡を向けていますが、今日現在で110個中36個です。

メシエマップを持ちながら探しています。

オレンジでマーカしている天体は確認、撮影済みです(スタンプラリーのように制覇していきます)。冬の星座には星団が多く、これからの春の星座は星雲が多いです。

確認したメシエ天体はここに紹介しています。

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