ソンブレロ再

ソンブレロ銀河(M104)に再挑戦しました。露出時間120秒にしてみたら少し厚みが出て来ました。星々がいつもより大きいのは、ピントが甘かったのと薄く雲がかかっていたせいかもしれません。もうひと踏ん張りです。

夜半には、しし座が南中してきました。星座の形を意識したのですが、構図が上過ぎて後ろ足が写りこみませんでした。レグルスは「小さな王」、デボネラは「ししの尾」意味で、二星とも二重星です。星座線がイメージできれば天に輝く百獣の王の姿が見えてきます。

星図。この構図で撮りたかったのですが・・・。

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傾く冬星座

今日は朝から雲が無い天気で、南アルプスもしっかり見えていました。夕焼けも出なかったので、夜空に期待です。

21時すぎの夜空は、オリオン座・おおいぬ座も傾き、冬も終わりに近づいています。

望遠鏡では、メシエ天体の撮影をしましたが、ガイドエラーが出て複数の写真を撮るのに手こずりましたので、お初はM99の一つだけでした。この銀河は右巻きに見えますが左巻きの銀河も有ります、表・裏が有るのでしょうか?。

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舞雪

朝から山の天気は、雪が降っているようです。この後、山に雪雲がかぶさってきました。このところ気温は暖かくなりましたが、風が強く冷たいです。

昼過ぎから雪が舞ってきて、夕方にはちょっと積もるぐらいになりました。天気予報は晴れでしたが今日の星見はお休みです。

3月11日撮影した、おおいぬ座の左隣のとも座のあるM46 (NGC2437) 散開星団です。星団の中にリング型のNGC2438 惑星状星雲があり見ごたえが有ります、明るさは11等級なので10㎝以上の望遠鏡で見えるそうです。ただ大きさが1′なので20㎝級で150倍ぐらい必要でしょう。こと座の環状星雲M57よりちょっと小さいぐらいです。

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朝は雪

早朝、雪が降ったようです。我が家では、車に雪が残っていましたがすぐに溶けました。ここより標高100m高い所は白い世界になっていました。

北杜市観光協会 ライブカメラより

今日の月は、クレータがしっかり見え神酒の海が目立っていました。ここ北杜市では蔵開きが、先週開催されていました。

月齢が5ぐらいなので、月が西にかなり傾いてからおとめ座の銀河団に望遠鏡を向けました。意外と暗い天体が多く、ノータッチガイドでの星が流れない限界120秒では淡くしか撮れず、画像処理を強調するためノイズが多くきれいに仕上がりませんでした。メシエ天体制覇(110)まであと39となりました。

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ソンブレロ

3月8日にメシエ天体を撮影しましたが、赤道儀のバランスがズレていたようでガイドエラーが多発していました。天体に向ける毎にバランス調整しないと結果はNGとなってしまいますので時間を惜しまず、バランス&ピント調整を心掛けたいと思います。写真は帽子のような形をした、おとめ座のソンブレロ銀河と呼ばれるM104 です。6枚中2枚しか良い写真は有りませんでしたので、露出不足になっています。ソンブレロのつばの部分が暗く、銀河が土星の輪のようになっている不思議な天体です。

そろそろ、おとめ座の銀河団が見えるようになるので、楽しみです。

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霜柱

夜冷え込んで朝気温が上がったせいか、霞んだ南アルプスでした。

このところの雨で乾燥注意報が解除され、土にも水分がたっぷりになったので、久しぶりに霜柱が立っていました。

新望遠鏡FS-60CBのテスト撮影でM45すばるを撮りました。APSサイズそのままで、きれいに撮れています。大きなM天体・彗星はこの望遠鏡で行こうと思います。

車のSUBARUのエンブレムは歴代で変わっていますが、初代が実際の形に近いです。

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トリコロール

岩本彗星はぎょしゃ座を移動中で、赤い散光星雲の中を移動中です。左下に進んでいますので、明日は勾玉星雲の中に位置する予想です。彗星の緑と散光星雲の赤と星団の白の色合わせが美しいです。

ぎょしゃ座の星座写真のリベンジです。ソフトフィイルター(Kenko PRO SOFTON-A(W))で明るい星に滲みを入れました。3等星ぐらいからはっきり見えるので星座説明には適しています。薄く霞がかかった空でしたが、ぎょしゃ座を横切る天の川も良く写りました。(ボケを入れたので岩本彗星が良く見えません)

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久しぶりにまとまった雨が降りました。テラスにも雨水が溜り水紋が出ていました。清里より上の方は雪になったようで、車の屋根に雪の積もった車が走っていました。

星も見えないので、先日のFS-60CBファーストライトのおおいぬ座の散開星団M41を眺めてみました。中心付近にオレンジ色の星が見え、そのほかに黄色の星がいくつかあるのがわかります。今度、肉眼でじっくり見てみたいと思います。

M41は、おおいぬ座のシリウスの下に条件が良ければ肉眼でも微かに見えます。双眼鏡ではシリウスの下4°に位置するので探しやすいです。

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大星雲

望遠鏡を買ったら直ぐに向けたい対象の、オリオン大星雲を撮影しました。
オリオンの小三つ星の中央に見え、昔は星と定義されていたようです。扇型がM42散光星雲で、上のM43散光星雲と合わせて鳥が飛んでいる形に見える星雲です。双眼鏡や望遠鏡で見ると中央の明るい部分がぼんやりと見えます。赤い色 (Hα) は人間の眼に感知しにくい色なので写真の様には見えないのが残念です。

10㎝位の望遠鏡で見ると、下の写真の様に見えると思います。

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ファーストライト

FS60-CBのファーストライトです。最初のターゲットは岩本彗星ですが120秒露出だと彗星の移動量が多きすぎるのでISO6400にして60秒露出にしてみました。

次は散光星雲のバラ星雲。120秒でISO3200の5枚撮りです。もう少し露出が欲しいですが赤道儀がついてきません。写真はノートリミングです。

流石です。星にハロは出ず、周辺の星像も点でシャープに撮れます。他の天体も撮影するのが楽しみです。

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