七人の乙女

今日は曇りで、雲の中。

昨日撮ったM45プレアデス星団をデジタル現像しました。日本での呼び名は「すばる」統る(すばる)に由来した名です。漢字の「昴」は中国の二十八宿の昴宿からきているそうです。

プレアデス星団の名前は、ギリシア神話に由来し、巨人アトラースとニンフのプレーイオネーの間に生まれたプレイアデス7人姉妹(アステロペー、メロペー、エーレクトラー、マイア、ターユゲテー、ケライノー、アルキュオネー)を指していて、星にも名が付いています。
西欧では「七人の姉妹」あるいは「七人の乙女」の名が呼ばれ、ギリシャでは「ぶどうの房」という名もあります。

4+

M41

昼間の天気は悪かったのですが、今日も日の入りから晴れて星が見えました。

今晩は散開星団を370mmの望遠鏡で撮影して見ました。おおいぬ座の散開星団M41はシリウスの下にあって、肉眼でも見ることが出来ます。双眼鏡で見るとボヤっと見えますが、望遠鏡で見るとXまたはV状に星が集まって見えます。

3+

散開星団

快晴続きですが、風もおさまり昼間は過ごしやすいです。

月は19:45頃昇って来ました。だんだんと星空が見える時間が多くなってきます。

月が昇る前の短い時間で、散開星団の撮影です。ぎょしゃ座のM38を撮影しましたが、天体写真としてはちょっと寂しいです。もっと短い400mm程度の望遠鏡の方が存在が解ります。散開星団は望遠レンズ系で撮影して見ようと思います。

2+

立春

大寒も過ぎ立春に入りました。暦の上では春が始まりました。2月は天気が荒れる季節ですので、突然の大雪に注意です。

今日の月。ちょっと外が寒いので望遠レンズで撮影しました。今後は月の名所のアップでも撮影して見ようと思います。

先日撮影したおおぐま座のM81銀河の画像処理が完了しました。シャープさが有りませんが、月齢6の月明かりと上空の水蒸気のせいでしょうか?。

3+

M76

今日は快晴。ブルーの空が目に沁みました。

宵の時間は晴れていたので、月が傾いてから星雲を撮影しましたが、1対象だけで雲が出てきたのでM76 (小あれい星雲)だけで終わりました。出来上がりを見てみるとゴーストが出ているので、フードを付けて再挑戦です。

3+

ウルトラの故郷

今日は雲が多く、日照時間は3.9時間(大泉観測所)。夜は所々晴れ間が出て星が見えました。

昨日撮影したM78星雲。オリオン座の三ツ星の左側の星の上に有りますが、8等級のため肉眼では見えません。暗黒星雲を恒星が照らしている姿で1600光年の先の星雲です。銀河系の円盤部の大きさは約10万光年ですので我々の銀河の中に存在しています。
M78星雲は、『ウルトラシリーズ』に登場する架空のウルトラマンらの故郷で、銀河系から300万光年離れた所に存在する設定だそうです。よく見ると中心はウルトラマンの横顔で、回りを取り囲む淡い雲状は頭上のブーメランのように使う武器(・アイ・スラッガー)に似てませんか。

2+

かに星雲

今朝は朝から良い天気で、夜も晴れましたので20㎝カセグレンで星雲を撮影しました。機材のご機嫌が良くなく前半はオートガイド調整で時間をつぶしてしまいました。

年初めなのでおうし座のM1(かに星雲)を昨日撮影して見ました。7000光年先の天体ですが、およそ1000年前の1054年に超新星爆発を起こして現在の姿になっています。爆発時は昼間も確認できるほど明るかったそうです。オリオン座のベテルギウスも寿命に近いのでいつ爆発するかわかりません。

2+

天の川

朝は月も出ていて良い天気でした。夕方、木星の撮影にチャレンジしましたが雲が多くものになりませんでした。

夜遅くは、晴れ間が広がりはくちょう座からカシオペア座にかけて天の川が見えました。

となりの銀河(M31:アンドロメダ銀河)もチョイ撮り。明るいので結構簡単に写ります。上の写真のカシオペア座の上にも写っています。

アフリカーノ Africano (C/2018 W2) も撮影してみました。明後日の26日頃に地球に最接近の様ですので、これ以上明るくならず尾も今の撮影機材では期待できないでしょう。でも、写真をよく見ると上の方にボヤっとダストが有るようです。

2+

ドーナツ状

米国のお偉いさんの対応でゴルフ場の周りをヘリコプターがぐるぐる回っているのを、以前紹介したflightrador24と言うアプリで見てみました。護衛も大変です。昨日の星雲の様です。。。

今晩は、薄曇りですが望遠鏡の調整にまた手こずりました。今回はオートガイドです。薄雲の状態ではキャリブレーション(補正調整)がうまくいかないようです。とりあえずメシエ天体のカウントを一つ増やしました(88/110)。

2+

自動ガイド

今晩も満天の星空です。望遠鏡にカメラを載せて星雲星団ツアーを行おうと思ったのですが、望遠鏡のアライメントがうまくいかず目的の星に自動ガイドしてくれません。2時間ほど確認しましたが駄目でした。。。結局手動でこと座の星に望遠鏡を向けて2個ほど撮影しました。環状星雲(リング星雲・ドーナツ星雲とも呼ばれる)は写真では結構明るく60秒の露出で十分で、かなり小さいですがかわいいです。M56は前回の球状星団シリーズに比べて小さめです。

明日は自動ガイド不能の原因を調査で一日が終わりそうです。

2+