今日の朝はみぞれ混じりの雨でしたが雪にはなりませんでした。標高100m程上の大泉では積雪になったようです。11/20から降水記録が無く乾燥しきっていた空気が少しは落ち着いたでしょうか。
今日の太陽と月。昼も夜もシーイングがとても悪いです。冬型の典型でしょうか。
宵の木星と土星。木星は画像を拡大するとガリレオ衛星が見えます。月明かりで結構雪山が映えますが星が写ってくれません。


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今日の空。冬型の気圧配置も緩んできたので、そろそろ平年並みの気温となるでしょうか。

木星と土星はさらに近づき間隔0.11度のニアミスになっています。肉眼で見ると土星に気づかない状態です。望遠鏡で見ると木星のガリレオ衛星もきれいに並んだ姿を見ることが出来ました。実際の最接近は22日3時17分なので日本では超接近(0.1度)の瞬間は見えませんが、明日も間隔0.12度なので接近した姿が見えます。
望遠鏡を月に向けてみました。フルサイズカメラで視野内に入っていました。月だと周辺減光が気にならないくらいでしたので、見どころを撮影したいと思います。月のカニの爪と言われる海の部分が、宇宙服を着た人またはアルクマ(長野県PRキャラクター)に見えてきました。

今日の空。八ヶ岳ブルーの空ですが、日本の空の雲の様子は真冬の筋雲が出ています。寒さはもう少し続きそうです。
木星と土星の大接近は2日後となりました。今日は清里の県立八ヶ岳青少年自然の家で観望会のお手伝いです。木星が明るいのですぐ上の土星に気づけない人もいる様で、目の検査をしているようになりました。望遠鏡では輪の付いた土星と木星・ガリレオ衛星が同時に見える姿に感動していました。
県立八ヶ岳青少年自然の家でライブ中継もしていましたので参考にしてください。
明日はどれだけ接近して見えるでしょうか?次の大接近は2080年ですので準備万端で挑みましょう。
今日の空。夕焼けが続きます。空が澄んできているのでしょうか。毎夕オレンジの世界で不気味です。


今シーズンの土星のベストショットですが偽カッシーニの間隙が出てしまっています。望遠鏡を20㎝から28㎝に変えてからの撮影ですが、今シーズンは天気とシーイングに恵まれず5日しか撮影できませんでした。今の土星の環は本体と同じ傾きですが、これから段々閉じて見え2025年には環は水平になり見えなくなります。

覚書:土星は暗めなのでGainを400程度に上げ、60~90秒で4イメージ以上連続撮影。AutoStakkertでAP10~20で50%~70%でスタック。RegiStaxでLayer1で調整しRGB Balance=AUTO。画像は粒子が荒いのでWinJUPSでDe-rotation処理し画像ソフトでシャープ処理。