今日の空。頭上に雲が湧く湧く湧いていました。

今夕は月と水星が接近。月が見えている時は水星が見れず、水星が見えている時は月が見えずで、ランデブーの姿は確認できず。水星は甲斐駒ヶ岳の頂に沈んでいきました。夜は空の透明度が悪く撮影はあきらめました。
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今日の朝は霧がかかっていました。標高100m程上のLiveカメラで見ると我が家は雲海の中でした。昨晩からの寒さで雪が残っていましたが、午後からは快晴になり雪は解けました。山の雪は増えたかと思いましたが逆に減って見えました。
夕方に木星はどうなったかなと思い双眼鏡を覗いたところ、見えたと思ったら「水星」でした。人生お初です。慌ててカメラを向けましたが手持で撮影でき、なんかウキウキしました。明後日(15日)には月齢2.1の月との共演も見れます。
今日のカルドウェル天体は、ケフェウス座のC9で洞窟星雲(赤い部分ではなく黒い部分) と呼ばれる散光星雲です。大きさは50.0’Ⅹ30.0’なので写真の30’Ⅹ30’ではおさまっていないはずですが淡い赤い所が出てきていません。この天体は拡大向けではないので別の望遠鏡で挑戦かと思います。
今日の空。冬型の気圧配置も緩んできたので、そろそろ平年並みの気温となるでしょうか。
木星と土星はさらに近づき間隔0.11度のニアミスになっています。肉眼で見ると土星に気づかない状態です。望遠鏡で見ると木星のガリレオ衛星もきれいに並んだ姿を見ることが出来ました。実際の最接近は22日3時17分なので日本では超接近(0.1度)の瞬間は見えませんが、明日も間隔0.12度なので接近した姿が見えます。
望遠鏡を月に向けてみました。フルサイズカメラで視野内に入っていました。月だと周辺減光が気にならないくらいでしたので、見どころを撮影したいと思います。月のカニの爪と言われる海の部分が、宇宙服を着た人またはアルクマ(長野県PRキャラクター)に見えてきました。
今日の空。八ヶ岳ブルーの空ですが、日本の空の雲の様子は真冬の筋雲が出ています。寒さはもう少し続きそうです。
木星と土星の大接近は2日後となりました。今日は清里の県立八ヶ岳青少年自然の家で観望会のお手伝いです。木星が明るいのですぐ上の土星に気づけない人もいる様で、目の検査をしているようになりました。望遠鏡では輪の付いた土星と木星・ガリレオ衛星が同時に見える姿に感動していました。
県立八ヶ岳青少年自然の家でライブ中継もしていましたので参考にしてください。
明日はどれだけ接近して見えるでしょうか?次の大接近は2080年ですので準備万端で挑みましょう。