今日の空。安定しない雲行きです。

はくちょう座のくちばしにあたるβ(ベータ)星アルビレオです。黄色い星と青い星の二重星で、34.6”の感覚で並んでいますので5㎝・20倍の望遠鏡から見えます。二重星の中でもっとも有名で美しいので、宮沢賢治が「銀河鉄道の夜」の中で、色の対比をトパーズ色とサファイア色と表現しています。星空観察会で望遠鏡で見せると「キレイ!」と感動していただけます。

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今日の空。時折雷鳴が聞こえる昼間でした。
p.s. 今日6/14、関東甲信地方に梅雨入り宣言が出ました。平年より7日遅く、昨年より3日遅いそうです。昨年の明けは8/1で長かったですね。今年は平年どおり(7/19ごろ)に明けてほしいです。
雷といえばトヨタのレビン・トレノを思い出します。レビンは英語で“稲妻”をトレノはスペイン語で“雷鳴”を意味すると聞いていました。昭和52年代の私の車はTE37レビン(Levin)でした。このTE37前期は256台の生産だったそうで、ヤマハの2T-Gエンジン(4気筒DOHC2バルブ+ソレックスツインキャブレター)は良いエンジンした。
いるか座のカルドウェル天体C42、球状星団です。小さく暗いのでメシエリストには入らなっかったのしょうか。
今日の空は晴れ渡り、暑さも本格的です。
今晩は星見里(ほくと)の会の観察会でした。開始時から雲があり星空は見えませんでしたが、終了前から晴れはじめ夏の大三角を眺めることが出来ました。天文薄明が終わるのが日没後2時間ほどなので、今日の日没は19時過ぎ。終了時の20時半でも薄明るいです。
家に戻ったら満天の星でしたので、久しぶりに望遠鏡を星雲・星団に向けました。まずはC6のキャッツアイ星雲ですが8.1等星で短時間露出で写りましたが、小さいです。楕円が組み合わさった模様になっているのですが、さらに撮影方法を変えて撮ならければならないのですが、難しそうです。
撮影が終わった後は、はくちょう座からさそり座にかかる天の川がきれいに見えました。