21時ごろから晴れ間が出て来ました。水蒸気が多いのか薄明るい夜空でしたが、天の川が薄っすら見え、夏の大三角が真上に見えていました。

木星・土星も水蒸気で滲みながらもなんとか模様が映っています。土星は今シーズンお初となりますが、輪の傾きは昨年より僅かに小さくなりましたが、まだ見ごろです。
昨日、夜の雲間の間に木星が見えましたので慌てて撮影してみました。水蒸気が多いようで撮影後は、望遠鏡のレンズが曇っていました。ちょっとボケた木星ですが縞のイメージは判るかと思います。撮影方法・デジタル処理も振出しに戻って見直し中です。低空に見えますが、ADC(赤・青の上下滲みを低減させるプリズム)の効果は歴然です。

今晩は、明野町の梅乃木古墳で星空観望会でしたが曇り空。始まる前に木星、終わりごろに土星が雲間に見えました。土星の姿は格別です。縄文時代の5千年前は北極星の位置が違うことを紹介しましたが、実は南十字星が高度20度位に見えていたようです。この地では富士山の上に天の川が横たわり、南十字星が見えていたなんてすばらしい星景です。西暦0年までは全景が見えていたとシミュレーションしてくれました。

今日は、ホースショーのチケットの払い戻しに小淵沢まで行ってきました。帰りに途中の中華屋「満福」がサービスDayだったので暑い中でもホットらーめんを食べてきました。やっと梅雨明け宣言が出たようですが、気温も30度越えで、急に蒸し暑くなりました。

でも、夜は晴れません。
芝が伸びてしまったので、芝刈り&草刈りをしました。雑草も生え放題で、種ができる前に刈ろうかと思ったら、遅すぎたようです。でも久しぶりにさっぱりしました。
こちらも久しぶりの夜空。数十分ほど星が見えました。夏の大三角のベガの左上に輝線があり流星かと思いましたが、人工衛星MetOpでした。この人工衛星は気象・地球観測衛星で、 高さ45kmにおける温度計測/海氷分布、海氷タイプ、海上風を測定。海面気圧、極域氷分布、土壌水分/地表・海面温度、雲分布、雪と氷分布、土壌水分および植生指数。火山噴火の監視/大気の温度プロファイルおよび雲パラメータ、湿度、水蒸気、トータルオゾン量、海面温度データ取得/大気中の湿度プロファイル、雲分布、雲水、水分量、氷の境界面および降水データを測定と多種の観測をしているようです。
今日は、朝から陽が差し込み暖かい一日でしたが、夕方から雷が鳴り俄かに雨が降り出して、隣町の山間では警戒レベル4相当情報〔土砂災害〕が発令され、携帯電話がけたたましく鳴りました。左側の入道雲が発達したようです。

写真の緊急速報は解除通知ですが、緊急速報は「北杜市役所地域課からお知らせします。 (警戒レベル4相当情報〔土砂災害〕) 北杜市須玉町増富地域に土砂災害警戒情報が発表されています。 須玉町西小尾地域に避難勧告を発令します。 避難所は増富出張所です。 避難が困難な方は、近くの安全な場所か、屋内の高いところに避難してください。 」でした。このところ局地的大雨が多いので、山間部・川沿いは気を付けましょう。

参考に気象庁ホームページの「避難勧告等に関するガイドライン」です。