今朝の空は秋空です。

日の変わった頃の東の夜空です。オリオン座・ふたご座も全景が見えだしました。中央の一番の輝きは火星です。

10/20の木星で、左端に衛星イオが通過しています。イオの公転周期は1.769日で10分弱でも移動して横長になっています。直径は3,630kmで、月より(3,476km)若干大きいです。この季節はシーイングが悪いですが、木星が天頂付近に来るタイミングを狙っています。
今晩は、望遠鏡を向けたとたん曇られました。

今日の空。昼間は雲が多かったですが、夜になって星空が見えてきました。
今晩の星空観察は「星空さんぽ」で、満天の星に包まれました。写真は木星と土星をライトで示していますが、このLEDスポットライト明るすぎるぐらいで、他の観察者がいた場合は迷惑かも。でもレーザーポインタより安全に使えます。

10/20深夜の火星を今シーズン初撮影です。もう視直径が14”ほどありますので、模様も良く確認できる距離となりました。地球との最接近は12/1で地球と火星の距離は8,145kmで視直径17.2”となります。ステラナビゲータの地図も合せて表示してみました(北が逆ですが)。
オリンポス山は標高25,000メートルあり、裾野の直径は550キロメートル以上もあるそうです。火星の直径が6,800kmで大きな火山です。写真では中央右下に丸くぼんやり見えます。

