アイリス星雲

今日の空。ほぼ快晴でも気温が上がらない毎日が続きます。朝の月は月齢26で13日に新月となり、2日後の15日頃から宵の西空に復活してくるでしょう。

今晩はアイリス星雲と呼ばれるケフェウス座のカルドウェル天体C4を狙ってみました。星雲は中央の7等星の星の光で輝いています。
アイリス(iris)とはギリシャ語で「虹」を示す言葉とか、植物のあやめ科の花、眼球の虹彩、カメラの絞りともいわれますが、星雲の色が青っぽいのでアヤメに見えてきます。周りに星が無い所は分子雲と言われるガスが光を遮っているようです。

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ipadが寒さで停止

今日の空は山の上にかぶさる雲が取れなく、最高気温もマイナス0.4℃と今シーズン初めての真冬日になりました。

カルドウェル天体のNo.2に挑戦。小さなオレンジ色をした惑星状星雲で、形から蝶ネクタイ星雲(Bow tie nebula)の愛称で呼ばれています。写真は縦構図になっていますが横になった形で想像してください。
惑星状星雲は星の一生が終わる前に放出したガスがその星の光で照らされて輝いています。

この撮影をした後、ガイド操作しているipadがハングしてしまいました。原因は気温がマイナス5℃だったようです。ipadの動作保証温度は0~35℃で範囲以外になるとアラームや電源断となるようです。これから寒い日が続くので電子機器の防寒対策が必要です。

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冬到来

今日の空は、早朝曇り空、のち風の強い昼間、夕方から雪が降りましたが薄く積もっただけでした。昼間は青空に月齢23の月が見えてました。
最高気温は4℃で2日間5℃以下です。深夜はマイナス7℃を示していました。寒波が居座っています。

今晩も曇り空でしたが、雲の間からは冬のダイヤモンドが薄っすら見えました。
今日もカルドウェル天体を調査。おうし座のヒヤデス星団がメシエ天体にもNGCカタログもに有りませんが、カルドウェル天体にはC41としてあります。
おうし座の顔の位置にあり、日本ではその形状から釣鐘星(つりがねぼし)と呼ばれていました。赤っぽい星は1等星のアルデバランで、ヒヤデス星団の中には含まれません。左上のプレアデス星団(M45、すばる)と比べ大きく広がって見えますが、距離は150光年ですばるは433光年と言われています。

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hχ(エイチカイ)

今日の空。週末に向けて天気が崩れる様です。今日の月は18時頃半月(下弦の月)となりますのでまだ弦が膨らんでいます。

今晩は曇り空になってしまったので、カルドウェル天体がどの星空に有るか確認して見ました。メシエ天体にはカタログ化していないペルセウス座の二重星団(C14)がありました。この天体は肉眼でも見え、双眼鏡では星団の星々が沢山見えきれいです。この散開星団はhχ(エイチカイ)とも呼ばれ親しまれています。hとχ は星座の星番号です。

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バブル星雲

今日の空。薄雲が張った一日で夜は曇天になってしまいました。今期も月の影響が無くなると曇る確率が多くなってきました。

昨日に撮影したカルドウェル天体(Caldwell catalogue )は、カシオペア座のバブル星雲-C11-です。泡の中の星の恒星風によって作られているそうですが見事に泡のように見えます。

場所は、カシオペア座のWの右側を等倍に伸ばした位置にあります。この近くには散開星団M52 やクワガタ星雲(散光星雲)が有りますのでこちらもカメラを向けたいと思います。

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Caldwell天体No.1

今日の空。朝の景色の右上には月がこっそり写っています。月の写真はいつもの340mm望遠で撮影していますが、今日は1000mm望遠程度に引き伸ばしています。

メシエ天体に続くCaldwell天体のNo1を撮影して見ました。この天体は北極星に近くケフェウス座にあり一年中みえますが。暗い星が多く目立たないですが大変古い散開星団ということで天文学的には興味深い散開星団です。
メシエ天体は主に彗星発見のためのリスト、Caldwell天体はその後メシエ天体の補足として発表されたものでアマチュア向けに編集されていますので興味深いです。今年はCaldwell天体を追っていきたいと思います。

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今日の空。星見里ブルーです。

今日の月。今年最後の月は30日でコールドムーンとも呼ばれます。左上に輝いているのはアリスタルコスクレータです。

久しぶりにメシエ天体以外の散開星団に挑戦して見ました。カシオペア座のE.T.星団と呼ばれている星団です。別名ふくろう星団、とんぼ星団とも呼ばれています。二つの星を目に見立て名前が付いたのでしょう。E.T.はこちらに向かって腕を広げている姿に見立てています。メシエ天体ではないのは明るい星がカシオペア座のφ星(5等星)の奥にあるからでしょうか。
この天体は「カルドウェル天体」にカタログ化されており13番です。カルドウェル天体は「メシエカタログ」の補足として編集され、アマチュア天文学者にも観測しやすい天体が収録されているので順番に追っていきたいと思います。

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そろそろオリオン座

今日の空。曇り空から雨空に変わりました。久しぶりのお湿りで空が綺麗になればと明日に期待です。

前に撮影した写真の整理。夜半に昇ってきたオリオン大星雲です。明るいので天体写真の入門対象ですがコントラストが大きいです。望遠レンズが手に入れば一番先に向けますね。

西に沈もうとしている、いて座の中の球状星団です。大きさ的には大きい部類に入るのですが光度が低いため中心の細かい星がはっきり見えていません、当日は薄雲が有ったのでもう一度撮りたいのですが、いて座はもう沈んでいきます。

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メシエ天体制覇まであと13

今日の空は、星見里ブルーです。ぐっと冷え込み朝の外気温3度で車のフロントガラスには霜の結晶が出来ていました。室内は床暖房を朝から入れ18度で快適です。

今日の月も真上に見えました。

今日の太陽は、黒点が1つになってしまいました。左側にあった小さい群は薄くなったようです。ちなみに太陽表面は6000℃、黒点は4000℃だそうです。

昨日撮影したメシエ天体その2です。いずれも小さい天体ですがM73は少数の星が見えるだけで、分類は星団ではなく星群です。メシエ天体全制覇まであと13個になりましたが、残りはさそり座・いて座で撮影シーズンOFFになってしまいましたので来年以降になってしまいました。

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惑星状星雲

今日の空。月も15日の新月に向かって太陽に近づいていきます。

今日の太陽。黒点の大きさは変わらないです。

今晩も満天の星空が見えました。キラキラ星なので惑星はあきらめてC11(28㎝カセグレン)でメシエ天体に挑戦。
M27は、はくちょう座の隣のこぎつね座の惑星状星雲で鉄アレイの形をしています。


M57は、こと座の惑星状星雲ですが上のM27 の約7分の1しかありませんが口径6㎝以上100倍ぐらいでドーナツの形が見えます。どちらも超新星爆発の残骸で、また残骸から星が生まれてくるでしょう。

M27の撮って出し画像はご覧のとうりです。C11(D=280mm、F=2800mm)+0.63レデューサーで1764mm、f6.3です。フルサイズカメラなので周辺減光がすごいです。使えるのは1/4のぐらいでしょうか。ちょうど0.5°角で使えます。

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