124年ぶりの2日の節分

今日の空は曇り空で、強風が吹いています。夜になってから風速が強まってきたので、星空観測は休止です。なぜか夜空が薄明るく見えます。明日は立春で旧暦で年が変わる日なので、今日は節を分ける最終日で節分です。立春は太陽黄経が315°ですが、今年は2月3日の23時59分とわずかに前日なったため2日になりました。いずれかは、また一日暦をずらすタイミングが来るでしょう。

東京天文台暦計算室より

今日のカルドウェル天体は、アンドロメダ座の散開星団C28です。約1300光年の位置にある大きな星団で、双眼鏡で容易に見えるそうで、条件が良ければ裸眼でも見ることができると言われています。見かけの大きさは1゜以上あるので、写真の倍はあります。

別の写真で確認して見ました。アンドロメダ座のアルマク(左足元)とさんかく座の間にぼんやりと見えるはずです。

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青い雪玉

今日の空は雲が出ていましたが、ちょっと暖かくなりました。

今日のカルドウェル天体は、アンドロメダ座のC22青い雪玉星雲。大きさが37″の惑星状星雲で非常に小さいですがブルーが綺麗です。望遠鏡が急に冷えたためピントがズレてしまったようです。この天体の内部構造を写すためには色々と撮影時間を変えてみないと難しいかもしません。

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今年の節分は2月2日

今日の空は青空で、数日続いた強風はおさまりました。1月も今日で終わり明日から2月に入ります。2月の大きな星空イベントはあんりませんが、2月3日が立春になり、節分は立春の前の日となるので、2月2日と1897年(明治30年)より124年ぶりになります。立春はうるう年があるようにズレます。今年から2056年までは4年に一度節分は2月2日になります。
ちなみに1984(昭和59)年は2月5日でした。

1月の一か月分の朝の空をまとめてみました。完全に曇っていた日は7日間でした。このうち日照時間0時間は、12、23、24、28日でした。

今晩は晴れましたので、月が昇る前に星雲星団を撮影しました。まずは時間をかけないで処理できるカシオペア座の散開星団C10から紹介です。若い星の集まりで約400個の恒星で構成されている若い(2000万~2500万歳)散開星団です。

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メシエ天体残り

今日は一日中雨でした。午前中は霙(みぞれ)まじりでしたが、雪として積もるまでには至りませんでした。

メシエ天体の進捗状況は110の内98天体で残り12個で、夏の南天のさそり座・いて座の星雲星団たちです。昨年度は夏の天気が悪かったのと望遠鏡を火星向けに設定していたので残ってしまいました。もう明け方にはさそり座の頭が昇ってきたのでそろそろ準備ですか。
メシエ天体のホームページ:https://mutsuraboshi.skr.jp/Messier.htm

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カルドウェル天体一覧

今日の空。朝から雨空で気温が上がらず一日中薪ストーブのお世話になりました。

夜の天気もいまいちで、気温が低い日が続き撮影機器の極寒対応が出来ていないたのと月が出ているため星雲の撮影はしばらく休みです。そこで今挑戦しているカルドウェル天体を整理して見ました。今のところ26天体です。C71以降は南天のため現在の観測地では無理なのでまずは70まで制覇目標です。
ホームページ:カルドウェル天体一覧

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銀河団

今日の空は、午後から雪雲が出てきて西の方では雪が降ったようです。

今日のカルドウェル天体はペルセウス座の銀河団の中の一つのC24銀河です。セイファート銀河と呼ばれ中心が明るく周りが淡い銀河です。銀河が赤っぽく見えますが、手前に銀河があるようです。それにしても銀河が沢山写っています。

ハッブル望遠鏡では写真のように銀河の手前に銀河が存在している様子がわかります。

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今季最低気温

今日の暦は「大寒」で朝は冷え込み、今冬の最低気温を記録しました(大泉 -10.3℃)。外気は-7℃を示しましたが室内は15°とまだ耐えられる気温でした。

今日も宵の空に水星が輝いていました。月明かりで雪山と一緒に撮ろうと思いましたが、月明かりがまだ足りないようで露出を上げれる時間には水星が沈んでしまいます。


今日の月は、半月の一日前です。明日は火星に21時頃最接近します。この時間だと月と火星が4.8°しか離れていないので双眼鏡の視野に入ることでしょう。

今日のカルドウェル天体はカシオペア座のC17です。前回はC18を間違ってC17と紹介していましたが、すぐ隣の銀河です。大きさはもっと大きいのですが淡くて写し切れていません。

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水星が夕空に見えます。

今日の空。今日は風の強い一日で近くでの観測所で最大風速9mを記録しました。最高気温も3℃なので寒さを感じる日でした。

水星は宵の空で高度-0.8等で、肉眼でも確認できるようになりました。

月は望遠レンズでもシャープに撮れました。今晩の気温はマイナス5℃とかなり冷え込んできたのと月もあるので、星雲星団の撮影は中止しました。

今日のカルドウェル天体はきりん座の渦巻星雲C5。中心は明るいのですが腕は結構暗く画像処理で結構引き出しています。フェイスオン銀河(face-on:正面向き) とも呼ばれ銀河を真上から見たイメージになります。

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きぼうを見よう

今日の空。青空が戻ってきました。

昨日、国際宇宙ステーション「きぼう」にカメラを向けてみました。最初はカメラブレかと思いましたが、形が写っていました。
きぼうを見ようのサイトが昨年末で衣替えしていました。
#きぼうを見よう – 国際宇宙ステーションが見える予測日時をお知らせ (kibo.space)
明日(19日)は、18:08~18:12に真上を通過(甲府)するようです。

月も西の空で明るくなってきました。今日は口径28㎝の望遠鏡で撮影して見ました。今日も冬の気流が良くない状態でしたので、シャープさに欠けます。

今日のカルドウェル天体はカシオペア座の散開星団C8。これで今のところ22天体制覇で先は長いです。

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回転花火

今朝の空は曇り空でしたが、夜は透明度の良い素晴らしい夜空になりました。でも外は寒いです。

今日の月は月齢4.2で、地球の反射光で見える地球照もこれぐらいの月までかと思います。

今回のカルドウェル天体はケフェウス座とはくちょう座の境界線にあるC12で回転花火銀河と呼ばれています。

メシエ天体で回転花火銀河と呼ばれるのはM101とM83です。渦巻銀河を上から見るとみんな回転花火銀河です。

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