ふたご座流星群がピークを迎えました。4時間ほどカメラを向けた1000枚のうち50枚ほど写っており、肉眼でも100個程度の流星を確認することができました。天気が良く月が早めに沈んだ結果でしょうか。結構写っているのでこれから整理です。
ウィルタネン彗星は、昨日と変化はないようです。
今日の月。明日が上弦の月です。
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流星群の母天体は彗星と言われていますが、ふたご座流星群の母天体は「ファエトン」という小惑星ですと言われて、?になりました。調べた結果ファエトン(直径5.1km)はかつては彗星だったがガスやチリなどを放出しつくしてしまった天体で、以前に放出したチリが流星群になってるといわれています。公転周期は1.43 年ですので過去に沢山の塵をばらまいたことでしょう。また、2093年には地球に最も近づき、アルマゲドン状態になるかもしれません。
今宵は1時間に10個程確認できました。明日の21時に極大ですのでカメラを向けて眺めます。
ウィルタネン彗星はすばるに向かって移動中で肉眼でもぼ~と見えます。すばるとアルデバランを目標に見つけられます(左上に移動中。17日にはすばるの左下に見えます)。
拡大。いつもの画角ですが左10時の方向に尾らしい光が核から出ているように見えます。
今日の月。流星群の時は早く沈んでくれと言っても・・・。明日は22時30分過ぎには月没し流星群の観測には最適です。
本日未明が、ペルセウス座流星群の極大日でした。昨日24時までは曇り空でしたが0時を過ぎたあたりから、雲の隙間から星空が見えだしたので慌ててカメラを向けてみました。4枚ほど撮れたので紹介します。
2:03 天頂付近から南に向かって流れました。
カメラのセッティングが(絞りを間違えました)いまいちでした。
2:06 雲が一瞬さって、流れました。ペルセウス座と輻射点(左上)を書いて見ました。
3:07 北に向かって飛びました。
3:30 雲の中を流れました。見たときは雲がピカっと光ったように見えましたが、写真ではしっかり流れています。
このほか、明るい流星は2個程見ることができました。なかなか天気に恵まれない中でも満足しました。