今日の空。晴天が続きます。

オリオン座を北上しているアトラス彗星(C/2020 M3)にカメラを向けてみました。8.5 等なので肉眼では無理ですが三ツ星の右上を移動中です。尾が明るければ右上に出ているはずですが、見えません。地球に近いので移動量が多いと思いましたが、意外と少ないので通常のコンポジットでも彗星は動いて見えませんが、明後日(11/15)には上の2等星ベラトリクスに近づきます。
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今日の空。今日も霞んで山々が見えません。シオカラトンボが庭の石の上で休んでいました。漢字で書くと「塩辛蜻蛉」ですが、体全体が黒色で、胸部から腹部前方が灰白色の粉で覆われるツートンカラーの色彩で、この粉が塩に見立てられたのが名前の由来で、塩辛とは関係ないようです。(塩カラー?)
20時過ぎ頃から星が見え始めました。薄雲が有りましたが話題となったネオワイス彗星(C2020 F3)にカメラを向けてみました。望遠鏡でと思いましたがとりあえず用意しておいた100mmの望遠レンズで撮影して見ました。もう遠ざかって(1au(天文単位)=太陽と地球の平均距離)小さく見えるようになっていました。
日が変わる頃には、月も現れ火星も見え始めました。
今日の空もどんより。今年もダリアの大輪が花咲きました。一度は大雨で倒れましたが、枝を支えて立て直しました。
宮沢賢治の友人である、山梨県韮崎市出身の保坂嘉内(ほさか かない)が、110年前(1910.5.廿 夕八刻)に南アルプス上空に見えたハレー彗星をスケッチして「銀漢ヲ行ク彗星ハ夜行列車ノ様ニ似テ 遥カ虚空ニ消エニケリ」の文章を添えていました。この光景を賢治に話していたことにより「銀河鉄道の夜」につながっていくと推察されるそうです。(写真は保坂嘉内・宮沢賢治アザリア記念会)
星空シミレーションで110年前を描いてみました。見事な彗星が現れてきました。ハレー彗星の接近周期は75.5年なので次回の回帰は2061年です。
今日の空は、雲の切れ間に少しの青空が出ていました。庭に一輪の小さな花が咲き続けていますが、名前が判りません。
国立天文台の「すばる望遠鏡」のサイトに2020年7月7日 (ハワイ時間) の明け方のネオワイズ彗星(C/2020 F3)の写真が公開されていました。
リンク:マウナケアに昇るネオワイズ彗星
サイトには動画も掲載されています。
そろそろ夕方の空で見えるようになって来るので楽しみです。
今日の空。雲も多く雨模様でした。
2020年7月ごろ、ネオワイズ彗星(C/2020 F3)が3等前後まで明るくなると予想されました。中旬以降に夕方から宵の北西の空に見えるそうです。何回となく肉眼彗星のニュースは出ますが不当たりでしたが、今回も期待しましょう。
アストロアーツweb記事参照:2020年7月 ネオワイズ彗星が3等前後