昨日8月7日は、二十四節気の「立秋」でした。残暑見舞いを申し上げます。この暑さなのに暦の上では秋に入りました。一年で一番暑い季節なので次は涼しくなるでしょう。秋の味覚も大きくなりました。
台風が近づいていますが、こちらの影響はほとんどありません。夜、雲の合間から星々が時々見えるほどでした。
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昼間の最高気温が30度以下になったせいか、久しぶりにきれいな夜空が数時間見えました。南天の天の川を挟んで、土星は0.1等・木星はー2.1等・火星はー2.7等の惑星集合です。
土星の右下側に見える散光星雲です。M8は干潟星雲、M20 は三裂星雲と呼ばれています。
土星の上側の銀河には、バンビの横顔と呼ばれる銀河の明るい部分が有ります。
今回は、準備が整っていなかったのでざっと撮影しました。シャッターレリーズの調子が悪く長期間露出が出来ませんでした。
北のカシオペア座近辺には、ジャコビニ流星群の母体と言われる周期彗星ジャコビニ・チンナー(P21)が近づいているので、カメラを向けてみました。小さいながら尾が写っています。8等星ぐらいなので肉眼では見えませんが、9月10日の最接近時には双眼鏡で見えそうです。
今日は、朝から夕方まで良い天気で気温も上昇し暑い一日でした。朝は西に月が見えます(写真右上)。
夕方、雲が湧き出てきて星空は望めませんでした。金星も宵の明星としてー4.2等級の明るさになっており、火星位の大きさで半月状になっていると思います。観測所の望遠鏡の位置では木陰となって見えないため、移動用望遠鏡で見てみたいと準備しています。
それにしても暑い日が続きます。昼間は何とか冷房無しで過ごせるのですが、夕方からは湿度が上がり、今年2回目の冷房を入れました。
暑い日には、冷たい飲料を一杯。・・・二層構造のグラスを購入しました。冷たい飲み物が冷たく保たれ、時間がたっても冷たく露結が少ないです。飲み終わってからの氷も1時間以上完全に解けません。ステンレスの二層構造を使っていましたが、ガラスで飲み物が見えるのがグーです。ビールもうまく感じます。