朝起きると、20㎝程でしょうか雪が積もっていました。でもちょっと暖かいのかドームの雪はすぐに落ちてしまいました。早朝にはすぐ傍の道路で倒木が有ったようです。午前中は雪かきをせっせとしましたが、午後からまた雨が降ってきました。

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今日は一日雨まみれの日でした。
冬の星空ではあまり目立ちませんが、オリオン座の下にうさぎ座が有ります。3~4等星の比較的暗い星で、台形の形の小さな星座ですが、星座線と星座絵を見ると耳もあるし、ちゃんとうさぎの形をしていますが、オリオンに踏みつぶされています。目の星が赤かったら最高ですが・・・。
うさぎ座R(R Lep)別名「クリムズンスター(深紅色星)」が、うさぎの耳の右側に写っていました。赤い点だったので画素の輝点かと思いましたが星でした。結構赤いので望遠鏡でも見てみたいと思います。R Lepは「ミラ型変光星」で、7~11等級ほどの変光を見せる天体です。写真から見ると7等ぐらいに見えるので極大期でしょうか?。
※「ミラ型変光星」は、恒星の脈動によりおよそ100~500日の周期で5~10等級ほどの変光を見せる天体です。
日の出前に月が輝いていました。富士山のシルエットも浮かんで、今日の朝焼けはきれいでした。季節も大寒に入り冬本番ですか。
土産でお菓子をいただいていたのですが、ドームくんサブレという埼玉県ときがわ町の「堂平天文台」をキャラクターにしたお菓子でした。1962年に東京大学東京天文台・堂平観測所として開設し、のちに国立天文台・堂平観測所となり2000年3月に閉所されました。今では堂平山の山頂一帯を「星と緑の創造センター」と名付け、宿泊や星空観望会を行ってるそうです。91㎝の望遠鏡で見る天体はすごいでしょうね。カセグレン式F18で焦点距離は16658mmです。閉所の理由は光害だそうです。
今晩は、天気が良く満天の星が見えました。風が強くドーム内の観測で、外での写真はまたの機会としました。(もう、しし座が昇って来ています)
雪が3㎝程積もりました。今シーズン最大です。朝方の月も寒さに震えてギザギザです(上空の水蒸気がまだ溜まっている)。
おおいぬ座。
圧倒的な明るさのシリウスは、全天で一番明るい恒星でマイナス1.44等星で二重星。距離は8.6光年と近く大きさは太陽の約2倍。
シリウスの下には散開星団M41が有り双眼鏡では数個、望遠鏡では100個程度の星の集まりが見える。
いちばん近い肉眼で見える恒星は
①太陽 8光分
②ケンタウルス座α星 4.4光年 光度-0.01等
③シリウス 8.6光年