今日は天気は回復しました。昨日の強い風は今晩まで続いています。八ヶ岳も風が吹き荒れているようです。
今晩は月を久しぶりに見ることができましたが、近くを雲が通過中でゆらゆらでしたがそれなりに撮影できました。昨日火星と接近した後ですが、ずいぶん離れていました。明日は月面Xが20時頃見える予報が出ています。

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今日は一日雨状態でした。
そろそろ星空案内の依頼がありそうなので「春の星座」の勉強をしました。
①まずは北の空の「北斗七星」から北極星を探しましょう。
②「北斗七星」の柄の部分を伸ばし1等星のアルクトゥールスを見つけさらに伸ばして同じく1等星のスピカを見つけましょう。この曲線を「春の大曲線」と呼びます。
③アルクトゥールスはうしかい座で、スピカはおとめ座です。
④「春の大曲線」をさらに伸ばすと4つの四角の星が見えます。これがカラス座です。
⑤視線をスピカに戻し右上の2等星デボネラ見つけ、アルクトゥールスに戻ります。これが「春の大三角」です。デボネラはしっぽの意でしし座の尾にあたります。
⑥さらに「春の大三角」の上の2等星(りょうけん座)を結べば「春のタイヤモンド」となります。
以上が春の星座のの目印になります。
今日の空は曇り空です。明日は雨が降る予報が出ているので、農園の作業も花摘みで大忙しです。また、明日は西の空で月と火星が大接近で、八ヶ岳少年自然の家のイベントが計画されていましたが、中止となってしまいました。
明日17日には、火星と月が大接近して見えます。月と火星の距離は1度を切り、月の視直径(0.5度)2個ほどの近距離で並んで見えます。双眼鏡で見ると、月齢5.4の欠けた月の上に赤い火星が寄り添う様子は視野の中央に収まって楽しい眺めとなるでしょう。
今回、日本からは月と火星は接近して見えるだけですが、アフリカからインドシナ半島にわたる地域では、月が火星を隠す「火星食」となります。
月没は23時ごろなので、それまでに天候回復を期待しましょう。
今朝は霧で視界が100mぐらいでした。一日中天気は悪く、夜も同じでした。
高齢者向け新型コロナウイルスのワクチン接種の案内が届きました。受付開始は20日、接種は5月10日からですがまだ数が少ないのにスケジュールだけ守っているのは疑問です。医療関係者や、介護関係者など先に接種すべき人がまだたくさん残っているのではと思っています。
パソコンを新調して画像処理が早くなったので、前に撮影したメシエ1「かに星雲」を再処理してみました。画像の調整のスライダーを動かした結果がすぐに反映されるので、ストレスなく結果を見ることができ、いろいろチャレンジできます。結果かなり詳細に星雲が浮き出てきます。写真のかに星雲はおうし座にありますが千年弱前に超新星爆発した残骸で、赤いフィラメント状の雲が特徴です。
今日の朝は雲がなく晴れていますが、春霞が始まっているようで少し霞んでいます。左側に見える北岳も雪が解けてきたようです。
八ヶ岳も雪も少なくなってきました。
今日の名のある星は、かに座のM44「プレセぺ星団」です。かに座の甲羅の中心にあり、肉眼で見るとボヤっと見ることができます。写真は双眼鏡(7度)で見た様子です。200mmの望遠レンズ(カメラEOS Ra)で撮影していますが縦画角が6.8度なので6.8度で切り取っています。画像切り取りにはPhotoshop Elementsを使ってみました。
かに座の探し方は、春の南の天頂付近に見えます。星座自体は暗いので1等星のふたご座のポルックス、しし座のレグルスの間で見つけます。