2024 5月の天文現象
5/5(金) 火星食
5/6(土) みずがめ座η流星群が極大
5/17(水) しし座ο(4.1等)の食
【彗星】
・紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)は、おとめ座を西進します。夕方から未明に見え10等の予想です。24日ごろ、おとめ座の銀河M61と接近します。
・オルバース彗星(13P)は、おうし座からぎょしゃ座へと東進します。夕方から宵に見え8→6等の予想です。15日ごろ、おうし座β星エルナトと接近/17日ごろ、ぎょしゃ座の散光星雲IC 405勾玉星雲と接近/17日ごろ、ぎょしゃ座の散光星雲IC 410おたまじゃくし星雲と大接近/20日ごろ、ぎょしゃ座の散開星団M38と接近/21日ごろ、ぎょしゃ座の散開星団M36と超大接近/24日ごろ、ぎょしゃ座の散開星団M37と接近/28日ごろ、ぎょしゃ座θ星マハシムと大接近します。
・ブレウィントン彗星(154P)は、うお座からおひつじ座へと東進します。明け方に見え11→10等の予想です。13日ごろ、うお座η星アルフェルグと超大接近/15日ごろ、うお座の銀河M74幽霊銀河と超大接近/22日ごろ、おひつじ座γ星メサルティムと大接近/23日ごろ、おひつじ座β星シェラタンと大接近/23日ごろ、おひつじ座の銀河NGC 772と超大接近/28日ごろ、おひつじ座α星ハマルと接近します。
みずがめ座η(エータ)流星群
名称(和名) | みずがめ座η流星群 |
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学術名(コード) | η-Aquariids(031 ETA) |
出現期間 | (IMO)4月19日~5月28日 (IPRMO)4月29日~5月11日 極大日時 5月6日 6時 |
特徴 | (IMO)極大出現数(ZHR):60,光度比2.7 (IPRMO)ActivityLevel=1.0,FWHM= -1°.5/+5°.1 |
母天体・対地速度 | 1P/Halley,V∞=66km/s |
今年のみずがめ座η流星群の極大(注5)は、5月6日6時頃と予想されています。
日本では昼間の時間帯で観察できませんが、この流星群の活発な期間は比較的長く続くため、5日と6日の夜明け前が見ごろとなりそうです。
観察に適した時間帯は短く、夜明け前の1時間半ほどで、およそ2時から3時半頃です(東京の場合)。最も多く見えるのは5日と6日それぞれ3時台で、実際に見える流星の数は、空の暗い場所で1時間あたり5個から10個程度(注6)と予想されます。またこの半分くらいの流星が流れる期間は5月3日から8日頃まで続きますので、天気の様子も気にしながら晴れた日に観察してみましょう。
みずがめ座η(エータ)流星群が極大(2024年5月) | 国立天文台(NAOJ)
みずがめ座η流星群(5月)の基本情報・観測条件 | 流星電波観測国際プロジェクト (amro-net.jp)
5/4
5/5
5/6 極大日 雲多し