今日の空は霞がかって山が淡く見えます。

今日のカルドウェル天体は、いっかくじゅう座のバラ星雲の中の散開星団C50です。バラ星雲の中心にあるこの散開星団の光で回りが赤く輝き、中心は恒星風で吹き飛ばされて暗く見えているようです。

C49バラ星雲。2019年FS-60CBにて撮影。肉眼では見えない赤色なので眼視観望は出来ないのが残念です。

今日の空は曇り空で、強風が吹いています。夜になってから風速が強まってきたので、星空観測は休止です。なぜか夜空が薄明るく見えます。明日は立春で旧暦で年が変わる日なので、今日は節を分ける最終日で節分です。立春は太陽黄経が315°ですが、今年は2月3日の23時59分とわずかに前日なったため2日になりました。いずれかは、また一日暦をずらすタイミングが来るでしょう。
今日のカルドウェル天体は、アンドロメダ座の散開星団C28です。約1300光年の位置にある大きな星団で、双眼鏡で容易に見えるそうで、条件が良ければ裸眼でも見ることができると言われています。見かけの大きさは1゜以上あるので、写真の倍はあります。
別の写真で確認して見ました。アンドロメダ座のアルマク(左足元)とさんかく座の間にぼんやりと見えるはずです。
今日の空は青空で、数日続いた強風はおさまりました。1月も今日で終わり明日から2月に入ります。2月の大きな星空イベントはあんりませんが、2月3日が立春になり、節分は立春の前の日となるので、2月2日と1897年(明治30年)より124年ぶりになります。立春はうるう年があるようにズレます。今年から2056年までは4年に一度節分は2月2日になります。
ちなみに1984(昭和59)年は2月5日でした。
1月の一か月分の朝の空をまとめてみました。完全に曇っていた日は7日間でした。このうち日照時間0時間は、12、23、24、28日でした。
今晩は晴れましたので、月が昇る前に星雲星団を撮影しました。まずは時間をかけないで処理できるカシオペア座の散開星団C10から紹介です。若い星の集まりで約400個の恒星で構成されている若い(2000万~2500万歳)散開星団です。