今日の昼間に放課後児童クラブへ出前星空観察会。昼間ですので絵本の読み聞かせ、星空スライドショー、クイズを行いました。児童も明後日から新学期、夏休みの宿題はと聞いたらみんな終わっているといっていました。新学期前は宿題で遊びも出来ず一夜漬けをしたものでした。星空紹介も1年生から6年生までいるので、簡単に説明するのが大変でした。漫画チックにできれば良いのでしょうが絵心が有りません。
ピザ
出張観望会
伝統的七夕
星空講演会
星まつり
5千年前の南空
昨日、夜の雲間の間に木星が見えましたので慌てて撮影してみました。水蒸気が多いようで撮影後は、望遠鏡のレンズが曇っていました。ちょっとボケた木星ですが縞のイメージは判るかと思います。撮影方法・デジタル処理も振出しに戻って見直し中です。低空に見えますが、ADC(赤・青の上下滲みを低減させるプリズム)の効果は歴然です。

今晩は、明野町の梅乃木古墳で星空観望会でしたが曇り空。始まる前に木星、終わりごろに土星が雲間に見えました。土星の姿は格別です。縄文時代の5千年前は北極星の位置が違うことを紹介しましたが、実は南十字星が高度20度位に見えていたようです。この地では富士山の上に天の川が横たわり、南十字星が見えていたなんてすばらしい星景です。西暦0年までは全景が見えていたとシミュレーションしてくれました。

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歳差運動
星空観望会の縄文時代に見ていた星空をテーマに資料を作っています。5千年前の星座の形は変わっていませんが、北極星の位置が変わっていることが解りました。これは歳差運動といって、地球が地球ゴマが傾いた時の様に太陽の周りを回っていて、軸も約2万6千年で回っているからです。今は北の軸の先がこぐま座のポラリスで北極星と呼んでいます。西暦1万4千年頃にはこと座のベガが北極星になるでしょう。今の時代は北極星が天の極になっており、赤道儀の設置が容易ですが数千年後にはズレてどうなるでしょうか?縄文人の力を借りたいです。
地球儀の傾きも、歳差運動だったのですね。・・・夏休みの宿題が出来たような気がしました。
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