今日は、武川町の星空講演会「みあげて星見里inむかわ」に行ってきました。自然写真家の牛山敏男さんの講演で惑星が輝く写真のスライドショー説明と、実際の木星・土星の観察会でした。惑星の輝く星空をターゲットにした星空写真もまとめるとドラマになります。参加人数も募集100名+α程で盛大でした。
星まつり
5千年前の南空
昨日、夜の雲間の間に木星が見えましたので慌てて撮影してみました。水蒸気が多いようで撮影後は、望遠鏡のレンズが曇っていました。ちょっとボケた木星ですが縞のイメージは判るかと思います。撮影方法・デジタル処理も振出しに戻って見直し中です。低空に見えますが、ADC(赤・青の上下滲みを低減させるプリズム)の効果は歴然です。

今晩は、明野町の梅乃木古墳で星空観望会でしたが曇り空。始まる前に木星、終わりごろに土星が雲間に見えました。土星の姿は格別です。縄文時代の5千年前は北極星の位置が違うことを紹介しましたが、実は南十字星が高度20度位に見えていたようです。この地では富士山の上に天の川が横たわり、南十字星が見えていたなんてすばらしい星景です。西暦0年までは全景が見えていたとシミュレーションしてくれました。

歳差運動
星空観望会の縄文時代に見ていた星空をテーマに資料を作っています。5千年前の星座の形は変わっていませんが、北極星の位置が変わっていることが解りました。これは歳差運動といって、地球が地球ゴマが傾いた時の様に太陽の周りを回っていて、軸も約2万6千年で回っているからです。今は北の軸の先がこぐま座のポラリスで北極星と呼んでいます。西暦1万4千年頃にはこと座のベガが北極星になるでしょう。今の時代は北極星が天の極になっており、赤道儀の設置が容易ですが数千年後にはズレてどうなるでしょうか?縄文人の力を借りたいです。
地球儀の傾きも、歳差運動だったのですね。・・・夏休みの宿題が出来たような気がしました。
PCでプラネタリウム
ナイトウォーク2
ナイトウオーク
星空観察会
まだ雪が残っている星見里です。

今晩は、パノラマの湯で星空観察会。目標「ソンブレロ銀河」が見えるか。

受付の看板。そう言えば、ブラックホールの撮影に成功したとのニュースが4月10日にありましたが、今回のスライドショーの話題に入れませんでした。M87 はソンブレロ銀河と同じおとめ座にありました。
国立天文台の記事: 史上初、ブラックホールの撮影に成功

前半は雲がかかっていたのでスライドショーで星空説明。20時過ぎからは晴れ間が出てきたので野外で望遠鏡使った観察会。会員の持ち寄った30㎝ドブソニアンで薄っすらなソンブレロ銀河を観望でき、月もシッカリ見えました。
