水星が夕空に見えます。

今日の空。今日は風の強い一日で近くでの観測所で最大風速9mを記録しました。最高気温も3℃なので寒さを感じる日でした。

水星は宵の空で高度-0.8等で、肉眼でも確認できるようになりました。

月は望遠レンズでもシャープに撮れました。今晩の気温はマイナス5℃とかなり冷え込んできたのと月もあるので、星雲星団の撮影は中止しました。

今日のカルドウェル天体はきりん座の渦巻星雲C5。中心は明るいのですが腕は結構暗く画像処理で結構引き出しています。フェイスオン銀河(face-on:正面向き) とも呼ばれ銀河を真上から見たイメージになります。

2+

きぼうを見よう

今日の空。青空が戻ってきました。

昨日、国際宇宙ステーション「きぼう」にカメラを向けてみました。最初はカメラブレかと思いましたが、形が写っていました。
きぼうを見ようのサイトが昨年末で衣替えしていました。
#きぼうを見よう – 国際宇宙ステーションが見える予測日時をお知らせ (kibo.space)
明日(19日)は、18:08~18:12に真上を通過(甲府)するようです。

月も西の空で明るくなってきました。今日は口径28㎝の望遠鏡で撮影して見ました。今日も冬の気流が良くない状態でしたので、シャープさに欠けます。

今日のカルドウェル天体はカシオペア座の散開星団C8。これで今のところ22天体制覇で先は長いです。

3+

回転花火

今朝の空は曇り空でしたが、夜は透明度の良い素晴らしい夜空になりました。でも外は寒いです。

今日の月は月齢4.2で、地球の反射光で見える地球照もこれぐらいの月までかと思います。

今回のカルドウェル天体はケフェウス座とはくちょう座の境界線にあるC12で回転花火銀河と呼ばれています。

メシエ天体で回転花火銀河と呼ばれるのはM101とM83です。渦巻銀河を上から見るとみんな回転花火銀河です。

3+

こども電話相談室

今日の空は雲が多かったですが宵の口は星空が見えました。

今晩は、星見里(ほくと)の会の企画講座で、「宇宙のふしぎ 星空ってなーに!」で小中学生向けに講師が企画しましたが、今時勢で子供たちは集まらず大人だけの講義となりました。星空を見上げると何でも不思議です。講座の中で日食・月食の仕組みの模型を準備しておきましたが、この動きで良く解ります(スケール感が違いますが)。そういえば昔TBSラジオで放送されていた「全国こども電話相談室」はどうなったんでしょう・・・2008年に44年の幕を閉じたそうで、今はNHKラジオ第1放送が「こども科学電話相談室」として毎週日曜 午前10時05分~11時50分まで放送しているようです 。

今日のカルドウェル天体は、とかげ座の散開星団C16です。アップになっているので星がまばらですが、低倍率で見ると星の集まりが見えます。

とかげ座はあまり知られていませんが、星座図で見ると、はくちょう座・アンドロメダ座・ケフェウス座に囲まれています。

3+

月と水星

今日の空。頭上に雲が湧く湧く湧いていました。

今夕は月と水星が接近。月が見えている時は水星が見れず、水星が見えている時は月が見えずで、ランデブーの姿は確認できず。水星は甲斐駒ヶ岳の頂に沈んでいきました。夜は空の透明度が悪く撮影はあきらめました。

3+

アイリス星雲

今日の空。ほぼ快晴でも気温が上がらない毎日が続きます。朝の月は月齢26で13日に新月となり、2日後の15日頃から宵の西空に復活してくるでしょう。

今晩はアイリス星雲と呼ばれるケフェウス座のカルドウェル天体C4を狙ってみました。星雲は中央の7等星の星の光で輝いています。
アイリス(iris)とはギリシャ語で「虹」を示す言葉とか、植物のあやめ科の花、眼球の虹彩、カメラの絞りともいわれますが、星雲の色が青っぽいのでアヤメに見えてきます。周りに星が無い所は分子雲と言われるガスが光を遮っているようです。

3+

カノープス

今日の早朝も朝焼けが綺麗に見えました。外気温はマイナス5℃ですが富士山に雪があまりありません。南アルプスは今日も雲をかぶっています。

今日の月は月はちょっと大きめで、明日の0時に月との距離が最接近となります。

カノープスも見頃となってきました。今日の南中は22時53分でした。高度的には人差し指の幅ほどでしょうか。ちなみにカノープスは中央の一番下で、りゅうこつ座のα星(全天で2番目に明るい星)です。

3+

ipadが寒さで停止

今日の空は山の上にかぶさる雲が取れなく、最高気温もマイナス0.4℃と今シーズン初めての真冬日になりました。

カルドウェル天体のNo.2に挑戦。小さなオレンジ色をした惑星状星雲で、形から蝶ネクタイ星雲(Bow tie nebula)の愛称で呼ばれています。写真は縦構図になっていますが横になった形で想像してください。
惑星状星雲は星の一生が終わる前に放出したガスがその星の光で照らされて輝いています。

この撮影をした後、ガイド操作しているipadがハングしてしまいました。原因は気温がマイナス5℃だったようです。ipadの動作保証温度は0~35℃で範囲以外になるとアラームや電源断となるようです。これから寒い日が続くので電子機器の防寒対策が必要です。

3+

冬到来

今日の空は、早朝曇り空、のち風の強い昼間、夕方から雪が降りましたが薄く積もっただけでした。昼間は青空に月齢23の月が見えてました。
最高気温は4℃で2日間5℃以下です。深夜はマイナス7℃を示していました。寒波が居座っています。

今晩も曇り空でしたが、雲の間からは冬のダイヤモンドが薄っすら見えました。
今日もカルドウェル天体を調査。おうし座のヒヤデス星団がメシエ天体にもNGCカタログもに有りませんが、カルドウェル天体にはC41としてあります。
おうし座の顔の位置にあり、日本ではその形状から釣鐘星(つりがねぼし)と呼ばれていました。赤っぽい星は1等星のアルデバランで、ヒヤデス星団の中には含まれません。左上のプレアデス星団(M45、すばる)と比べ大きく広がって見えますが、距離は150光年ですばるは433光年と言われています。

3+

Caldwell天体No.1

今日の空。朝の景色の右上には月がこっそり写っています。月の写真はいつもの340mm望遠で撮影していますが、今日は1000mm望遠程度に引き伸ばしています。

メシエ天体に続くCaldwell天体のNo1を撮影して見ました。この天体は北極星に近くケフェウス座にあり一年中みえますが。暗い星が多く目立たないですが大変古い散開星団ということで天文学的には興味深い散開星団です。
メシエ天体は主に彗星発見のためのリスト、Caldwell天体はその後メシエ天体の補足として発表されたものでアマチュア向けに編集されていますので興味深いです。今年はCaldwell天体を追っていきたいと思います。

3+