冬型

今日の空。冬型の気圧配置が続き風の強い日が続いています。

天気図と気象衛星。オホーツク海の低気圧が居座っているようで、日本海に冷たい風を発生させ冷気を吹き込んでいるようです。

今日のカルドウェル天体は、きりん座の渦巻星雲C7です。800万光年先でおおぐま座のM81銀河の周りの銀河団の1つとして構成されています。大きさは大きいのですが腕は暗く、よく見ると画面の半分近く淡く見ることが出来ます。この天体も長時間撮影の対象です。地球から見た形がさんかく座のM33に似ています。

M33

2+

バラ星雲の中の散開星団

今日の空は霞がかって山が淡く見えます。

今日のカルドウェル天体は、いっかくじゅう座のバラ星雲の中の散開星団C50です。バラ星雲の中心にあるこの散開星団の光で回りが赤く輝き、中心は恒星風で吹き飛ばされて暗く見えているようです。

C49バラ星雲。2019年FS-60CBにて撮影。肉眼では見えない赤色なので眼視観望は出来ないのが残念です。

3+

かに星雲

今日の空は八ヶ岳ブルーに染まりました。下弦の月を過ぎた月も甲斐駒ヶ岳に沈んでいきました。

今日はおうし座に西暦1054年に出現した超新星の残骸のメシエ天体M1のかに星雲です。何度か撮影していますがC11とEOS Raの組み合わせは初めてですが、赤いフィラメントが良く出ましたが天体改造機X8iの方がもっと赤色が出そうなので、こちらのカメラでも試してみたいと思います。

3+

下弦の月

今日の朝空には月が見えています。月齢22.7で5時間前の2時半に下弦の月(半月)でした。10時過ぎには甲斐駒ヶ岳の上に薄っすら見えていました。明日は山頂に沈みそうです。

今日のカルドウェル天体は、やまねこ座の球状星団C25です。昔は銀河系の周囲を公転していないと誤って判断され、”the Intergalactic Wanderer”(銀河間放浪者)というニックネームが付いたそうですが、今は銀河の周りを30億年かかって公転していることが解ったそうです。
やまねこ座はあまり有名でないですが、ふたご座の北側に位置しています。

3+

餺飥

今日の空も強風が続いて、昨日が立春なので「春一番」になりました。

お昼は清里の小作に餺飥(ほうとう)を食べに行きました。寒い時には一番です。「ほうとう」とパソコンで漢字変換しても「餺飥」が出て来ません。「はくたく」が語源の様です。 かぼちゃも「南瓜」ではなく「熟瓜」になっていました。 お店の人が考えた当て字でしょうか.

今日のカルドウェル天体は、ペガスス座のC44の棒渦巻銀河です。渦状腕が棒構造の両端から伸びている点が通常の渦巻銀河と違います。

2+

ミニソンブレロ

今日の空はまた山に雲が出はじめました。夕方には富士山が赤く染まり木の間から見ることが出来き、透明度が良いので夜も期待しましたがばっちりでした。今晩も星雲星団巡りでしたが、赤道儀のご機嫌が良くありませんのでバランス取りに時間を要してしまいました。

朝の月。6時半にはまだ空は薄明るく月が良く輝いていました。

今日のカルドウェル天体は、ペガスス座のC43リトルソンブレロと呼ばれています。この日は空が明るく露出不足ですがイメージはつかめました。

M104:ソンブレロ銀河は倍ぐらいの大きさです。

3+

124年ぶりの2日の節分

今日の空は曇り空で、強風が吹いています。夜になってから風速が強まってきたので、星空観測は休止です。なぜか夜空が薄明るく見えます。明日は立春で旧暦で年が変わる日なので、今日は節を分ける最終日で節分です。立春は太陽黄経が315°ですが、今年は2月3日の23時59分とわずかに前日なったため2日になりました。いずれかは、また一日暦をずらすタイミングが来るでしょう。

東京天文台暦計算室より

今日のカルドウェル天体は、アンドロメダ座の散開星団C28です。約1300光年の位置にある大きな星団で、双眼鏡で容易に見えるそうで、条件が良ければ裸眼でも見ることができると言われています。見かけの大きさは1゜以上あるので、写真の倍はあります。

別の写真で確認して見ました。アンドロメダ座のアルマク(左足元)とさんかく座の間にぼんやりと見えるはずです。

3+

青い雪玉

今日の空は雲が出ていましたが、ちょっと暖かくなりました。

今日のカルドウェル天体は、アンドロメダ座のC22青い雪玉星雲。大きさが37″の惑星状星雲で非常に小さいですがブルーが綺麗です。望遠鏡が急に冷えたためピントがズレてしまったようです。この天体の内部構造を写すためには色々と撮影時間を変えてみないと難しいかもしません。

3+