観察会

今日の空は星見里ブルーで気温も上がり3月の陽気でした。

今日は上弦の月です。月の右上に火星が輝いていました。

今日は星見里(ほくと)の会の定例観望会。コロナ禍の中対策を講じて、双眼鏡・望遠鏡はなしで実際の眼で見てもらうことにしました。場所も近所のお寺の駐車場をおかれしてみました。最初はISSの通過をみて歓喜し、月明かりの中でも見える冬の星座、八ヶ岳の上に輝く星々を案内出来ました。2月3月の観察会は自粛ですので、年度明けから開催できることを祈ります。

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今季最低気温

今日の暦は「大寒」で朝は冷え込み、今冬の最低気温を記録しました(大泉 -10.3℃)。外気は-7℃を示しましたが室内は15°とまだ耐えられる気温でした。

今日も宵の空に水星が輝いていました。月明かりで雪山と一緒に撮ろうと思いましたが、月明かりがまだ足りないようで露出を上げれる時間には水星が沈んでしまいます。


今日の月は、半月の一日前です。明日は火星に21時頃最接近します。この時間だと月と火星が4.8°しか離れていないので双眼鏡の視野に入ることでしょう。

今日のカルドウェル天体はカシオペア座のC17です。前回はC18を間違ってC17と紹介していましたが、すぐ隣の銀河です。大きさはもっと大きいのですが淡くて写し切れていません。

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水星が夕空に見えます。

今日の空。今日は風の強い一日で近くでの観測所で最大風速9mを記録しました。最高気温も3℃なので寒さを感じる日でした。

水星は宵の空で高度-0.8等で、肉眼でも確認できるようになりました。

月は望遠レンズでもシャープに撮れました。今晩の気温はマイナス5℃とかなり冷え込んできたのと月もあるので、星雲星団の撮影は中止しました。

今日のカルドウェル天体はきりん座の渦巻星雲C5。中心は明るいのですが腕は結構暗く画像処理で結構引き出しています。フェイスオン銀河(face-on:正面向き) とも呼ばれ銀河を真上から見たイメージになります。

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きぼうを見よう

今日の空。青空が戻ってきました。

昨日、国際宇宙ステーション「きぼう」にカメラを向けてみました。最初はカメラブレかと思いましたが、形が写っていました。
きぼうを見ようのサイトが昨年末で衣替えしていました。
#きぼうを見よう – 国際宇宙ステーションが見える予測日時をお知らせ (kibo.space)
明日(19日)は、18:08~18:12に真上を通過(甲府)するようです。

月も西の空で明るくなってきました。今日は口径28㎝の望遠鏡で撮影して見ました。今日も冬の気流が良くない状態でしたので、シャープさに欠けます。

今日のカルドウェル天体はカシオペア座の散開星団C8。これで今のところ22天体制覇で先は長いです。

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回転花火

今朝の空は曇り空でしたが、夜は透明度の良い素晴らしい夜空になりました。でも外は寒いです。

今日の月は月齢4.2で、地球の反射光で見える地球照もこれぐらいの月までかと思います。

今回のカルドウェル天体はケフェウス座とはくちょう座の境界線にあるC12で回転花火銀河と呼ばれています。

メシエ天体で回転花火銀河と呼ばれるのはM101とM83です。渦巻銀河を上から見るとみんな回転花火銀河です。

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こども電話相談室

今日の空は雲が多かったですが宵の口は星空が見えました。

今晩は、星見里(ほくと)の会の企画講座で、「宇宙のふしぎ 星空ってなーに!」で小中学生向けに講師が企画しましたが、今時勢で子供たちは集まらず大人だけの講義となりました。星空を見上げると何でも不思議です。講座の中で日食・月食の仕組みの模型を準備しておきましたが、この動きで良く解ります(スケール感が違いますが)。そういえば昔TBSラジオで放送されていた「全国こども電話相談室」はどうなったんでしょう・・・2008年に44年の幕を閉じたそうで、今はNHKラジオ第1放送が「こども科学電話相談室」として毎週日曜 午前10時05分~11時50分まで放送しているようです 。

今日のカルドウェル天体は、とかげ座の散開星団C16です。アップになっているので星がまばらですが、低倍率で見ると星の集まりが見えます。

とかげ座はあまり知られていませんが、星座図で見ると、はくちょう座・アンドロメダ座・ケフェウス座に囲まれています。

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月と水星

今日の空。頭上に雲が湧く湧く湧いていました。

今夕は月と水星が接近。月が見えている時は水星が見れず、水星が見えている時は月が見えずで、ランデブーの姿は確認できず。水星は甲斐駒ヶ岳の頂に沈んでいきました。夜は空の透明度が悪く撮影はあきらめました。

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まゆ星雲

今日の空。青空ですが黄砂がやって来ている様で夕方からすっきりしない空になりました。

今日の水星。昨日より写真写りは良いです。この時間の高度は6.614°で昨日より0.763°高くなっています。親指の先(1.5°)の半分移動しました。これからだんだん高くなり、24日には東方最大離角(太陽から一番離れる)となり、この時間で高度12.6°ほどになります。明るさはマイナス0.5等で低空なので双眼鏡が必要です。

Caldwell天体ははくちょう座にある反射星雲 C19「まゆ星雲:Cocoon Nebula 」です。だんだんと暗い星雲が多くなり撮影が難しくなってきました。

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水星

今日の朝は霧がかかっていました。標高100m程上のLiveカメラで見ると我が家は雲海の中でした。昨晩からの寒さで雪が残っていましたが、午後からは快晴になり雪は解けました。山の雪は増えたかと思いましたが逆に減って見えました。

夕方に木星はどうなったかなと思い双眼鏡を覗いたところ、見えたと思ったら「水星」でした。人生お初です。慌ててカメラを向けましたが手持で撮影でき、なんかウキウキしました。明後日(15日)には月齢2.1の月との共演も見れます。

今日のカルドウェル天体は、ケフェウス座のC9で洞窟星雲(赤い部分ではなく黒い部分) と呼ばれる散光星雲です。大きさは50.0’Ⅹ30.0’なので写真の30’Ⅹ30’ではおさまっていないはずですが淡い赤い所が出てきていません。この天体は拡大向けではないので別の望遠鏡で挑戦かと思います。

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エッジオン銀河

今日は雪が降り、一日中薪ストーブのお世話になりました。雪は細かくそれほど積もりませんでした。庭木は雪を付けて花が咲いたようなので、あえて白黒モードで撮りました。

夜になって星空が見えてきましたが、雪が有るので撮影はあきらめ眼視観望しました。
今日のカルドウェル天体はアンドロメダ座の約3000万光年先のC23のエッジオン銀河(真横向き)です。銀河を真横に見た姿で、上から見ると渦巻状と言われています。また、円盤に漂う塵やガスが、星の光を吸収して、黒帯のように見えています。

我々の銀河も真横から見ると同じような姿をしています。
( 国立天文台 天文シミュレーションソフト Mitaka より)

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