アルビレオ

今日の空。安定しない雲行きです。

はくちょう座のくちばしにあたるβ(ベータ)星アルビレオです。黄色い星と青い星の二重星で、34.6”の感覚で並んでいますので5㎝・20倍の望遠鏡から見えます。二重星の中でもっとも有名で美しいので、宮沢賢治が「銀河鉄道の夜」の中で、色の対比をトパーズ色とサファイア色と表現しています。星空観察会で望遠鏡で見せると「キレイ!」と感動していただけます。

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カルドウェル天体 56個目

今日の空。朝はパラパラと雨が有りましたが、一日中曇りで日照時間は0.0時間でした。もう梅雨入りでしょうか?

こぎつね座の散開星団C37です。詳細な情報は少ないですが、探すのにこれが散開星団か?と思いましたが合っていました。距離は1900光年、見かけのサイズは0.1°(写真角の1/5)と小さめです。
カルドウェル天体も56天体で、目標の67天体まで、あと11です。

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もう少しで真夏日

今日の空。青空が戻ってきたと思ったら最高気温は28.5度になりましたので、観測所より100mほど低い我が家周辺は30度前後になったと思います。午前中はサクランボ園でサクランボの実を裏側も色ずけるための、シルバーシート張りでしたので照り返しもあり暑さに負けそうです。サクランボは色ずいてきましたので、あと10日ほどで収穫・サクランボ狩りができるでしょう。

最近の東の空の夜空です。夏の大三角と、天の川が昇って来ました。マウスオンでお楽しみください。

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星空マップ

今日の空。雲の多い一日になりました。

星見里(ほくと)の会の「星じい」が作成している星空マップの紹介です。6月は春の星座から夏の星座になる季節ですが、北斗七星、うしかい座のアルクツゥールス、おとめ座のスピカが目立っています。右下の〔星空マップの見方〕を参考にしてマップを回転してみると良いです。

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みなみじゅうじ

今日の空。日差しが出て、暖かくなりました。陽が沈んだ後、夕焼け空になりました。

からす座の下にみなみじゅうじ座がありますと星空ガイドで伝えていますが、山梨からは見えません。沖縄本島の一番南の糸満市で南空ぎりぎりに十字の姿を見ることが出来ます。からす座が南中する頃に南に行きましょう。
みなみじゅうじ座は88星座中一番小さいです。すぐ上のうみへび座が一番大きので対比して見るのも面白いでしょう。

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オンマウス しし座

今日の空も曇り空で、気温はあまり上がりませんでした。

しし座の実画像をオンマウスで表示してみました。
マウスを画像に置くと星座線が見え、画像からマウスを画像外に移動すると元画像に戻ります。
スマホでは画像をクリックすると星座線が見え、画像外をクリックすると元画像になります。

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Alphard

今日の空も曇り空です。

5月3日にPEN-Fで試し撮りした写真にうみへび座が写っていたので、星座を確認してみました。台形の形をした左隅のカラス座は解りますが、肝心なうみへび座は中央下のα星アルファルドしか解りません。

星座線を描いてみました。暗い星が多いので線画は星座図と照らし合わせて行いましたが、3/4しか映っていませんでした。さすがに星座で一番大きいだけあります。アルファルドはオレンジ色をした2等星で、うみへびの心臓部分に位置する星です。アルファルドの意味は、アラビア語で「孤独なもの」でうみへび座の周りには他に明るい星がないため、うまくつけた名前です。車のアルファードもこの星から名前がついていますが、由来は「星座の中で最も明るい星」を意味するギリシャ語のα(alpha)に由来する造語のようです。

表示実験。マウスオンという機能でマウスを画像に置くと裏画面を表示するようにHTMLを編集しましたが画像が自動縮拡大しません。とりあえず画像の大きさをスマホに合わせてみました。

スマホでは、指でタッチすると星座線が出ます。元画面に戻すには画像以外をタッチします。
PCではマウスを画像の上に置くと星座線が出ます。元画面に戻すには画像外にマウスを移動します。

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春の星座の目印(動画)

今日の空。朝は晴れていたのですが、夕方から雨雲が出始め星空は期待できなくなりました。昨日の深夜もっと見ておけばと後悔しています。これからの天気は太陽マークが少ないので、チャンスを生かしましょう。

今晩予定されていた星空観察会は天候不順のため中止となりました。雨空には勝てません。パワーポイントを動画に変換できるエクスポート機能があるので、今晩20時頃に見えただろう春の星座の案内を動画にしてみました。「春の大曲線」が北斗七星の柄の部分から開始できなかったのは手抜きでした。(動画サイズは300KBです)。

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親子星座

今日の空。午後からは雨が降ってきました。沖縄は5月5日に5日早く梅雨入りしているので、関東・甲信越は6月の頭頃でしょうか。

夜晴れないので、星空ナビゲータで星空解説です。春の星空では親子星座が見られます。おおぐま座とこぐま座、しし座とこじし座、冬の星座でもう沈みかけていますがおおいぬ座とこいぬ座です。
下図は5月8日20時頃の夜空です。

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おとめ座

今日の空。少し透明度が悪いです。月もコントラストが出ませんでしたが、今朝、下弦の月でした。

昨晩(5/3)に星空が見えてので、南の空を撮影してみました。ちょうど、おとめ座が南中する時刻でした。画像の上の左側が1等星のうしかい座のアルクツゥールスで、下側の1等星がおとめ座のスピカです。ソフトフィルターをかけていないので星が滲まづ、明るい星が浮き出ていないので、星座としてわかりにくいです。(中央上の線は人工衛星です)

おとめ座を星座線で結んでみると形がわかるのですが、スピカ以外は3等星以下で、線を結ぶのも難しいです。

星座絵で見てみるとスピカは左手に持つ麦の穂で右手は葉を持っている姿です。スピカは「真珠星」ともいわれ青白く輝いています。隣のうしかい座のアルクツゥールスは金色に見える「麦星」とも言われます。この二つの星を「春の夫婦星」と呼んでいて、60000年後には隣に寄り添う星となります。

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