ファーストライト

FS60-CBのファーストライトです。最初のターゲットは岩本彗星ですが120秒露出だと彗星の移動量が多きすぎるのでISO6400にして60秒露出にしてみました。

次は散光星雲のバラ星雲。120秒でISO3200の5枚撮りです。もう少し露出が欲しいですが赤道儀がついてきません。写真はノートリミングです。

流石です。星にハロは出ず、周辺の星像も点でシャープに撮れます。他の天体も撮影するのが楽しみです。

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1等級

岩本彗星を月の上がる前に撮影してみました。地球に最接近した時(13日)より光度が1等下がりました。明るさにして2.5倍暗くなったことになります。彗星基準でコンポジット(複数枚の写真を合成)していますが、動きが遅くなってきました。

星の明るさは、目で見える最も明るい星を1等星、最も暗い星を6等星と決めたのはギリシャの天文学者ヒッパルコスで、紀元前150年頃のことでした。 その後、19世紀のイギリスの天文学者ジョン・ハーシェルは1等星が6等星の100倍の明るさを持っていることを発表しました。つまり、1等級明るくなるごとに 2.5倍明るくなるということです。

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雲海

昨日の雨と、気温が上昇したので午前中雲海が見えました。下界では霧が濃く出て視界が悪かったようです。年に数回はこのような大きな雲海が出るそうです。

家から見ると、雲の切れ間がギリギリで、時々霧に包まれました。

陽が落ちた後も、水蒸気が多いようで上空は薄雲が出ていました。

未明はスーパームーンでした。今夜は大きな月が昇って来るのが判りました。やはり昇りだした時が大きく感じました。写真は満月から20時間後になりますので、右側がかけ始めています。

岩本彗星を狙ってみましたが、薄明終わり直後から月が昇ってきたので、普段の露出の1/6しか掛けられませんでしたが、健在でした。

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エスキモー

ふたご座にあるエスキモー星雲を撮影してみました。明るく青い天体ですが小さいです(木星ぐらい)。拡大して見てください。シベリアの先住民族エスキモーが防寒フードをかぶっているように見えます。

岩本彗星(C/2018 Y1)は近日点を迎えましたが、月明かりで露出がかけられません。月明かりの影響が無くなったころは、遠ざかってしまいます。

月は半月前となり、眩しくなりました。

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岩本彗星

今日の夜空は、久しぶりにスカッと晴れました。月もじっくりと撮ることができました。20日のスーパームーンに向けてどんどん太っていきます。

昨年12月19日に発見された岩本彗星(C/2018 Y1)の撮影をしてみました。近日点通過が7日・地球接近日が13日なので条件は良いのですが、尾は見えません。昨年末のウィルタネン彗星と似ています。

ウィルタネン彗星(46P)は遠ざかり、微かになりましたので、もうさよならです。公転周期約5.4年の周期彗星なのでまた会えるかも。

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46P

昨晩雪が舞ったせいで地面が雪で白くなっていました。夜中に雪がぱらついているときに懐中電灯で天を照らすとホタルの様に光り幻想的でした。

朝の月。桜の枝の蕾も大きくなったので一緒に撮ろうと思いましたが、遠近過ぎてうまく撮れませんでした。主役を蕾にした方が良かったかもしれません。

ウィルタネン彗星(46P)は光度が落ちましたが、まだ写真写りはエメラルド色を放っています。しばらくこのような状態で見える(写る)でしょう。

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カメラマウント変換

昨日は雪の予報が有りましたが、この地では雪は降らずほっとしました。今日の月は良く見えました。

夜も晴れましたので、ウィルタネン彗星他赤い星雲を撮影してみました。星雲は画像処理に時間がかかるため出来上がったら掲載します。今回は、Nikonのレンズにマウント変換アダプターを付けてCanonのカメラで撮影してみました。

マウント変換アダプター。Nikonレンズ側に取り付けるとマウント側がCanonで使えます。絞り調整リングが付いていますが開放で、その他レンズ側機能は使えないため手動で行います。

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今日は、朝の気温がー7.9度、最高気温も夕方で5.7度と寒い一日でした。朝からこんな雲で、日差しが当たらず冷え込みました。

夕方の富士山の傘雲が、オレンジ色できれいでした。

月が良く見えたのが沈む前で、ピント合わせができないくらいユラユラでした。

ウィルタネン彗星の撮影は、光学系を200mmから100mm変えました。レンズ的には(星が点に写る)こちらが良いのですが、写りが小さいのでシャープさに欠けます。

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寒四郎

朝起きてみると、薄っすら雪が積もっていました。今日は寒の入りから4日目で「寒四郎」だそうです。晴れれば麦が豊作になるといわれ、晴れましたので豊作間違いなし。ちなみに「北風小僧の寒太郎」は寒の入り、寒九は9日目で雨が降ると豊作の兆しだそうです。

夕暮れは雲も無く、月見日和でした。三日月が西の稜線に沈んでいきました。

あっぷ。月と地球の距離が最遠日でした。

ウィルタネン彗星もまだ見ごろ。

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彗星その後

年越しした彗星を撮影してみました。

ウィルタネン彗星(46P)は、小さくなりましたがエメラルドの光は健在です。距離は 0.14524 auですので、地球に最接近した時の倍の距離になっています。
(1au=地球と太陽の距離=約1億5000万km)

ステファン・オテルマ彗星 (38P)を久しぶりに撮ってみました。光度は11等ぐらいになりましたが、画像中央に小さく見えまだ尾が確認できます。距離は0.80138 auですので、太陽との距離の八分目程です。公転周期は38.0年ですので次の回帰にはお目にかかれないでしょう。

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